『日経マーケット・アクセス』の調査によると、米Apple社のタブレット型パソコン「iPad」の生産台数は初年度の2010年で1500万台に達しそうだ。販売好調なiPadをApple社はより多く販売したい意向と見られるが、電子部品需要のひっ迫から、思うように生産を拡大できない可能性が高い。
多くの調査会社は2010年のiPad出荷台数を700万台前後と見ているが、『日経マーケット・アクセス』は2010年第2四半期半ばまでの生産動向や、パソコンや携帯電話機機などの他の電子機器が必要とする電子部品の需給関係からiPadの年間生産台数は、今後極端な販売不振にでも陥らない限り、約1500万台と予測した。
iPadの生産台数は、2010年4月3日の発売前の第1四半期に約170万台で、Apple社は第2四半期に対前期比で約3倍の450万台を計画している。販売好調を受けて第3四半期もさらに増産したいようだが、部品不足で生産が思うようにいかない可能性がある。最低でも第2四半期と同じ生産台数を確保したい意向を持っているだろう。2010年第4四半期は年末商戦向けの生産で、年間を通して最も生産台数が増える。今後のiPad販売動向に左右されるものの、第4四半期の生産台数は、第3四半期に比べて増えることはあっても減ることはなさそうだ。『日経マーケット・アクセス』の予測では約500万台である。
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