前回に引き続き、「『職場を生き抜け!』読者懇親会」の内容を紹介します。懇親会では本コラムの読者に集まっていただき、それぞれの職場の悩みに私がお答えしました。
今回は30代の女性(Aさん)のお悩みです。Aさんは、6000人を超える大企業(関連会社を含む)に勤務。中途採用で入り、現在5年目。
結論から言えば、彼女はいま苦境に立たされています。会社に残るために法的に会社と争うか、それとも辞表を出すかの選択を強いられています。懇親会でお話を聞いた時よりも、現在はさらに深刻な事態になっていました。
Aさんは30代でまだ若いのですが、人事部が進める「リストラ」(20〜50代の正社員が対象)のターゲットになりつつあるのです。会社は本格的な大企業ということもあって、巧妙にリストラを進めてるように思えます。
Bさんは公的な第三者機関や外部の労働組合に相談しつつ、今後の対応を真剣に悩んでいます。ぜひ、みなさんからも何らかのアドバイスがあれば、コメント欄に書き込んでいただければと思います。よろしくお願いいたします。
まず、アウトラインから説明します。Aさんの会社は深刻な不況の影響を受け、社内の体制(人事、事業、財務戦略)を大幅に見つめ直そうとしています。より一層の合理化を進めています。とはいえ、ほかの会社と比べると、財務事情はかなり良い方なので、経営破たんになりそうな時に適用される整理解雇を行うことはまず考えられません。
次に、Aさんがリストラのターゲットになっている経緯を簡単に説明します。人事部は、“特定の部署”の責任者(部長、課長クラス)に部内の社員(=部下)の中で、人事評価が一定の基準以下の人をセレクトすることを命じました。特定の部署とは、事業戦略を今後見直すうえで縮小したり、廃止することを考えている部署のことです。
Aさんはこの特定の部署に所属しており、一定の基準以下と評価されたのです。Aさんのここ数年間の評価は、「平均レベル」だそうです。上司と衝突することもなく、感情的な摩擦はなかったそうです。Aさんは今回の自分の低い評価については、「客観化されたものとは程遠い」と受け止めています。






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