「ボク様」卒業への道
「結婚した男には取材してくれないの? 俺だってまだまだ現役だよ…」。結婚6年目の友人(既婚、32歳)が酒の席でつぶやいた。僕が以前にやっていた連載「ロスジェネ世代の叫び!ボク様未婚男のリアル」を毎週読んでいるが、既婚者の話が出てこないので疎外感を覚えるという。知ったことか! お前は20代で同僚の美人一般職と結婚して、目下育児中だろう。何が「現役」だよ。早く帰宅してオムツを換えろ! 嫉妬交じりに罵倒しようと思ったら、友人の目が真剣なことに気がついた。何か鬱屈があるのだろうか。幸せ自慢を聞くのは苦手だが、哀愁を共有するのは嫌いじゃない。いいよ、分かった。今度はお前の話を聞くよ。
僕の同世代は、大学3、4年生で就職氷河期を経験したことから、ロストジェネレーション(1972年〜82年生まれ)と呼ばれる。経済的な理由などから、「結婚適齢期」にもかかわらず結婚に踏み切らない人が多い。では、この世代で結婚をしている男たちはいったい何を考えているのだろうか。どうして結婚したの? 結婚してよかった? 何が不満なの? キレイゴト抜きの正直な気持ちを聞かせてくれ!
大宮 冬洋(おおみや・とうよう)
フリーライター。1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職するがわずか1年で退職。編集プロダクションを経て、2002年よりフリー。『日経ビジネスアソシエ』、『プレジデント』、『きょうの料理ビギナーズ』、『dancyu』などで執筆。2011年2月から「受験勉強だけが、青春だった。」をキャッチフレーズに、勉強に10代を捧げた人たちを追う新コラム「ガリ勉☆甲子園!」がスタート。特定の食材・料理に異常な情熱を燃やす人々に会いに行く「食べ物マニアーズ」も連載中。著書に、『30代未婚男』、『ダブルキャリア』(ともに共著/NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)がある。近著に最新刊『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』(ぱる出版)がある。最近の課題は「自炊」。食生活ブログをほぼ毎日更新中。
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【50】離婚をしても、前妻は僕の家族です
結婚適齢期を迎えたロストジェネレーション(1972年〜82年生まれ)男性たちの結婚観と実態をサシ飲みによって聞き出すというこの企画。今回で100人目を迎える。ほぼ全員が僕の友人および親しい仕事仲間なので、遊び感覚で取材・執筆をできた。楽しかったなあ。〔続きを読む〕
バックナンバー
- 【49】僕たちは愛し合うことが足りなかった
- 【48】離婚闘争の末、200万円を勝ち取りました
- 【47】「一緒にいると甘えちゃうから」と妻が出て行きました
- 【46】結婚式当日も不倫相手とメールしてました
- 【45】オレは家族を絶対に悲しませない!
- 【44】一人で留学するのが寂しくて結婚しました
- 【43】妻に関心はあります。でも、干渉したくはありません
- 【42】9歳年上の妻と結婚して、今年で10年目です
- 【41】来週末に結婚式をします。でも、気が進みません。
- 【40】1年間別居していた妻が、戻ってきました
- 【39】キレイな女性と楽しく飲めれば、ある程度は満足です
- 【38】娘が大人になったら、熟年離婚するつもりです
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- 【35】33歳の春、初めて女性を知りました
- 【34】月の小遣い…1万5千円です
- 【33】ストレスが溜まると、一人で山に入ります
- 【32】妻のどこが好きかと聞かれても…
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- 【30】太平洋側の人間は我慢が足りない!
- 【29】子どもが「人質」。怖くて浮気できません
- 【28】子どもよりカミさんに気を遣っています
- 【27】「2度目の食事のエロ話」で浮気できます
- 【26】忘れっぽくて個人主義のB型女性が好きなんです
- 【25】人妻を離婚させて、結婚しました
- 【24】妻のことは好きでも嫌いでもありません
- 【23】「愛は外で育てる」がテレビ界の掟?
- 【22】愛人は車より安上がり、慎ましい趣味です
- 【21】うつ病の後輩に情が移って結婚しました
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