中国のIPTVサービス、
2014年には2009年比7倍の3100万加入
サービス地域の拡大は放送会社がけん引
電子デバイス関連の市場調査会社である米iSuppli社は2010年3月末、IP(Internet Protocol)ネットワークを通じて映像コンテンツを配信するIPTVサービスの中国における加入数予測を発表した。2009年に440万だった加入数が、2010年には対前年比93.2%増の850万、2014年には2009年比約7倍の3100万加入に達する(図)。インターネットやブロードバンドの普及により、中国のIPTVサービスの拡大は止まらない。
「2010年1月に中国政府は、通信事業者、放送会社、インターネット・プロバイダーに対して、お互いの事業分野への参入を奨励する政策を決定した。しかし実際には、通信事業者に認めたのは無線通信分野への進出のみで放送分野への参入を規制した」(iSuppli社 中国担当アナリスト Loren Zhao氏)。したがって、「中国のIPTV加入者数の伸びは、主に放送会社がけん引する」(同氏)。
中国のIPTVサービスは、20以上の省や都市に広がっているが、10万加入以上は8省に限られている。まだ中国ではIPTV加入者が偏在している状態だ。今後、他の省や都市へサービスを展開するのは、放送会社が主に行うことになる。
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