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主要ブラウザーのフィッシング対策機能(3/4ページ)

2010.05.10

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フィッシングサイトの情報源により検知率が変わる

 主要ブラウザー4製品の有効検知率を見ていただこう(表)。ここから二つの特徴を読み取ることができる。一つ目は、異なるブラウザーを使っても10%程度の違いしかない点だ。各ブラウザーの検知技術に大きな優劣差はないと推定できる。

 二つ目は、フィッシングサイトの情報源によって検知率が大きく変わることだ。フィッシングサイトの所在について、ブラウザー各社は自社で情報を収集したり、外部機関から提供を受けている。

 フィッシングサイトの情報を収集し提供する著名な機関として、米国ではPhishTank、日本ではJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)がある。調査対象のブラウザーも2機関の情報を参考にしていると推定できるので、これらの情報源が提供したフィッシングサイトの有効検知率は高めに出る。

 セキュアブレインは、フィッシングサイト情報を日本で収集、提供している民間企業である。筆者の推定だが、同社が把握したフィッシングサイトの情報が主要ブラウザー各社へ提供されず、その検知率が低いことから、ブラウザー各社が把握しきれないフィッシングサイトがネット上には多く存在している可能性がある。

 この点について報告書では、「一般にはあまり知れわたっていないフィッシングサイトである可能性はあるが、サンプル数が少ないため、今回の検証では考察を控えたい」と評価を保留している。

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