(NPO連想出版 新書マップ編集部 川井 龍介)
ダイエットと英会話は似ている。やってみようという人は後を絶たないが、目標を達成できる人は少ない。富士登山でいえば、五合目までで終わりがほとんどだ。しかし、次から次へと挑戦者が出るからダイエット本、英会話本は手を変え品を変えて出版される。
本書もその一つだが、男性向けに書かれたところに特徴がある。昼間は働いて外食をし、酒も飲み、自炊をすることはほとんどない人たちだ。こう書けば、別に男性だけに限らず昨今の働く独身女性にもあてはまるだろう。
ダイエットの方法としては、サプリメントに頼ったり、特定の食べ物がいいとか水を飲んだらいいとか、あるいは腹に巻いて振動を起こす電動運動器具が効果があるとか、いろいろな方法がまことしやかに喧伝されている。しかし、本書はこうした“きわもの”ではなく正道を説く。それは食事の工夫と運動の促進である。
あたり前のようだが、これが確かに効果的である。ただしそれをどう実行するか、持続させるか、そちらの方が問題になる。著者が強調するのは、決して無理をしないこと。そして、目標を数値化すること。これがいかに理にかなっているかは実際ダイエットを試みればわかる。
実は、本書がでる一カ月前から私もダイエットを始めた。きっかけはスポーツジムでの体重・体脂肪測定だった。この半年、夕食は遅く、お酒も毎晩のように飲み、ときどき参加していたオヤジのサッカー試合にもほとんど参加せず、運動不足がつづいた。これまではけたズボンのウエストもきつくなった。いやな予感はしたのだが、案の定、体重は約3キロ増え、体脂肪はかつて適正値だったのがそれを軽く超えていた。お腹は内臓、皮下ともに脂肪がたっぷりついたようだった。






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