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ビジネスパーソンの迷惑メール対処術ビジネス

企業によるクラウド利用の是非(1/4ページ)

2010.04.12

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 クラウドコンピューティングの現状、可能性、課題などをユーザー企業の視点で分析した報告書を情報処理推進機構が発表した。クラウドとは何かを学ぶために使うもよし、アンケート結果を見て、企業が望む機能やサービス水準をくみ取ることもできる。

クラウドコンピューティング研究会の成果報告

 情報処理推進機構(IPA)は、2010年3月24日、「クラウド・コンピューティング社会の基盤に関する研究会報告書」を公開した。これは、クラウド環境での信頼性、セキュリティなど、従来の情報システム環境とは異なる新たな課題について、2009年度1年間をかけて実施した研究成果の発表である。

 クラウド提供側の企業の情報発信が多い中で、この報告書は「ユーザー側の視点」を強調しているのが特徴だ。クラウドを利用する際に利用者(企業)が得られるメリット・受けるデメリット、利用者として重視すべき要件、検討が必要な事項などを明らかにした。

 クラウドの利用を検討している企業や役所の担当者にとっては、基礎情報を集める起点とし、あるいはクラウドとは何かを学ぶ資料として活用できる。情報処理推進機構の研究だけあって、クラウドを技術的に正確に取り扱っている。クラウドを情緒的にとらえて、実態とかけ離れた理想を描く一部の書物とは一線を画している。

 クラウドを提供するベンダー側のビジネスパーソンにとっては、想定顧客のニーズや懸念する事項が何かをつかむことができる。

 筆者が注目したのは、企業を対象としたクラウドに関するアンケート結果である。大企業930社、中堅・中小企業1804社を対象として2009年6~9月に実施したものだ。興味深いデータを紹介しよう。

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