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小島貴子の「キャリア・ビタミン」

「人生の棚卸し」でリストラに立ち向かうキャリアデザインとは?(Part2)

 先週は変化の激しい社会では、スタンフォード大学のクランボルツ博士の「計画された偶発性」という概論が、キャリアを考え行動するのに必要なマインドなのではないか? というお話をしました。今週は別のキャリアを考え行動するのに必要な思考法をご紹介したいと思います。

いろいろなことへ意識を向ける

 チャンスを上手く捉えている人は、私たちがつい見落としそうなことや深く調べないようなところへもきちんと意識を向けていることが、いろいろな方へのキャリアインタビューで分かったことの一つです。

 私はどうしても情報収集を自分の周辺からしてしまうので、情報が偏っている恐れがあります。そこで、久しぶりに会う友人にはあえて「最近素敵な人にあった?」とか、「最近スゴイことあった?」など常に自分以外の人の興味に関心を持つようにしています。興味を持つ対象は決して有名人でなくてもいいのです。市井にもスゴイ人はたくさんいるのですから。自分以外の人は「自分の知らない世界を持っている人」という感覚で興味を持つのです。

 私の最近知ったスゴイ人は、友人の小杉俊哉慶應義塾大学准教授の祖母です。彼女は90歳を超えていますが、毎日、新聞とニュースを欠かさず見ていて、分からない言葉が出てくるとテレビのそばに置いてある現代用語辞典・和英辞典・英和辞典・世界地図などで調べているそうです。ですから、大学の教員である小杉先生は祖母と話をしているといろいろな分野の話ができて楽しいと言っていました。実際にはお目にかかっていないのですがお話を聞いただけでも勇気が沸いてきます。

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