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小島貴子の「キャリア・ビタミン」

不確実な時代を生きる
キャリアデザインとは?(Part1)

 不確実な先の見えない時代には、往々にして予期せぬ転機が起きます。

 その予期せぬキャリアの転機に動揺する度合いを低く、ストレス耐性を持ちながら新しい道を開いていくには、自らがどのような準備が必要でしょうか?

 1999年スタンフォード大学のクランボルツ博士が発表した「計画された偶発性 Planned Happenstance Theory」というキャリアの転機に対するキャリア開発理論は、たとえ偶然に起きたと思った出来事でも、それは自分自身が何からの偶発的な行為や意志があって、その結果偶然が起きたのだから、偶然を待つのではなく、積極的に偶然を起こすポジティブな行動を起こせというスタンスで書かれていました。

 不確実で社会変化のスピードが速い時代に、長期的なキャリアデザインは、どのように作っていけばよいのでしょうか?

 1999年、私は40歳。

 まさに「不惑・ミドルライフクライシス」に陥っていたのです。

 30歳で一生働ける仕事に就きたいと教員を目指し、職業訓練指導員になり、公務員試験を受け、33歳で大学へ入学し、がむしゃらに仕事と家庭を切り回して10年が経っていたのですが、目標とするロールモデルも周辺にはいない。仕事の目的・目標が明確にならない。家庭でも、どこか閉塞感と倦怠感を持っていました。

 これからの人生をどのような形で生きていくんだろうか?

 本当に今の仕事は、私に合っているんだろうか?

 20年前に20歳の自分が描いていた40歳の自分は本当にあったのだろうか?

 答えは、NOでした。

 それでは、これからどんな60歳を作りたいのか?

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