エコな車といえばプリウスなどのハイブリッドカーや電気自動車を思い浮かべるが、車が走る高速道路自体もエコへの取り組みをはじめている。時代の流れに乗ろうと、新しいビジネスを展開するのは、民営化した高速道路会社のよい効果である。
高速道路の設備を生かして太陽光発電に取り組む動き
高速道路会社が高速道路を活用した太陽光発電に取り組んでいる記事がある。
「中日本高速道路会社は、自然エネルギーによる二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するため、太陽光発電と水力発電の工事に着手した。太陽光の発電量は国内の高速道路としては最大規模で、水力発電も初の試み。CO2の削減量は年間約1150トン、電気料金の削減額は年間約2400万円を見込んでいる。(略)太陽光発電は、建設中の名古屋環状2号線高針ジャンクション(JCT)〜名古屋南JCT間(名古屋市名東区〜緑区、延長12.7キロ)で取り組む。堀割部のルーバー上部を利用し、有松、鳴海、植田の3地区、計5.7キロの区間に太陽光パネルを設置する。パネル面積は約1万4000平方メートル。堀割部の照明などに供給する。年間発電量は約200万キロワット、年間のCO2削減量は約958トン、電気料削減額は約2200万円」(2010年1月22日付の日刊工業新聞より)
周囲より低い場所に道路を通した堀割部のルーバー(細長い板を隙間をあけて平行に組んだもの)を利用した中日本高速に対して、西日本高速道路では遮音壁と一体型の太陽光発電が計画されている。
「西日本高速道路は2010年3月20日に開通する第二京阪道路(枚方東IC〜門真JCT区間)に、遮音壁一体型の太陽光発電パネルを設置する。(略)遮音壁一体型の太陽光発電パネルは国内初という。容量は120キロワットで、設置場所付近のICやトンネルの照明などに使用。昼間の必要電力の15%-20%をまかなえるという」(2009年12月1日付の日刊工業新聞より)
まだまだ小さい面積だが、今後こういうビジネスチャンスは広がっていくのではないか。








