セキュリティ意識に関する世界調査によると、「フィッシングは身近な危険だ」という人は、日本86%・世界76%。フィッシングの被害を受けた人は、日本6%・世界29%だった。
ネットのサービスで不安を感じる第1位はオンラインバンキングだった(世界)。日本と世界の比率の違いから、日本にはセキュリティ意識の高い人が多いようだ。
世界22カ国でネットセキュリティの意識調査
米RSAセキュリティの日本法人は、2010年2月18日、「オンライン・セキュリティ意識調査」の結果を発表した(米での発表)。この調査は米RSAセキュリティが2009年秋に、日本を含む世界22カ国、18〜65歳のインターネット利用者4539人を対象に、オンラインサービスのセキュリティ意識を尋ねたもの。日本の回答者は200名である。
回答者プロフィールによると、一カ月以内にオンラインバンキングを利用した人は、日本は90%・全世界では92%。一カ月以内にオンラインで買い物をした人は、日本87%・全世界80%だった。ネットをよく利用する人の意識調査ということになる。
筆者が興味を持ったデータを紹介しよう。フィッシングサイトやフィッシングメールは身近な危険だと考える人は、日本86%・全世界76%だった。フィッシングについてのセキュリティ意識が高い人が日本には多い。
一方でフィッシングの被害を受けた人は、日本6%・全世界29%だった。日本の被害率が低いのは、「銀行やネットサービスのメールを単純にまねしただけの稚拙な体裁や文章など、フィッシングメールであると分かるものが日本では多い」のが原因だとRSAセキュリティは分析している。ちなみに、本物のサイトそっくりで巧妙なフィッシングの手口が増えている米国の被害率は31%だった。





あなたのご意見をお聞かせください