バンクーバー五輪の直前、講義をさせてもらっている大学の学生からメールをもらった。
「先生(不肖・青島)、お元気ですか?僕は、今、就活の真っただ中です。なかなか厳しそうですが、頑張ってみます。うまく決まったときには、飲みに連れて行ってください……」
大学3年生。ピザ屋のバイトも3年目を迎え、後輩に指導する立場だと言っていた。授業が終わった夕方から深夜まで、ピザを作ったり、配達したりしている。バイトの日は、失敗したピザを食べられるので食費が助かるらしい。おとなしくて控えめなヤツだが、ピザ作りには自信を持っている。バイトで身に付けた知識や手際の良さや接客の態度を、仕事でも生かしたいと言っていた。
「決まったときには祝杯をあげよう……ただし割り勘な!(笑)」
と、意地悪な返事を送っておいた。
早く彼と飲みに行ければいいが……。
今春卒業の4年生からも連絡をもらった。
4年間、運動部で頑張ったが就職は決まらなかった。
将来はスポーツ関係の仕事を目指している。そのためにアメリカで勉強することを希望しているが、その前にオーストラリアで英会話を磨きたいと言って、試験が終わるやいなや2月からゴールドコーストに飛んだ。たまたまゴールドコーストには、知り合いの邦人がいるので、「何か困ったことがあったら、連絡してみて!」と、アドレスと電話番号を教えておいた。





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