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小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」

「債務超過は317兆円」に疑問
将来の負債はまだまだある!

2010年2月5日 コメント(38件) 携帯転送 総合RSS  はてな

 2010年1月27日付の日本経済新聞で「国の『債務超過』317兆円」という記事がありました。しかし、私はこの数字に疑問を感じます。本当に317兆円しか債務超過がないのでしょうか?
 今回は、国の特別会計のバランスシートを見ながら、数字には表れていない実質的な債務超過についてご説明していきたいと思います。

「母屋でおかゆ、離れですき焼き」は本当なのだろうか

 今回、2010年1月27日付の日本経済新聞(以下、日経新聞)朝刊の記事「国の『債務超過』317兆円」に注目しながらお話ししたいと思います。

国の「債務超過」317兆円
「財務省は26日、2008年度の国の資産と負債の状況を示した貸借対照表を公開した。一般会計と特別会計を合わせて計算した場合、負債が資産を317兆4000億円上回る『債務超過』となった。国債発行残高が増えた影響などで、資産と負債の差額は07年度に比べ34兆5000億円増えた。政府は09年度も景気対策などのために国債を大幅増発しており、足元では債務超過がさらに膨らんでいる公算が大きい。(2010年1月27日付 日本経済新聞朝刊)」

 これは、国全体のバランスシートを見た場合に、債務超過になっているという話です。また、この話は埋蔵金の問題にも関係してきます。

 埋蔵金というのは、ご存じのように特別会計の純資産にあたるものです。この記事の特別会計の詳細を見ると、ほとんどの純資産(資産と負債の差額)がプラスになっています。

 右の表を見ますと、一般会計がマイナス356.6兆円、特別会計全体では、プラス62.2兆円と出ています。

 このように一般会計が赤字で大変なのに特別会計は余裕があり、浪費をしていることを、政治家の塩川正十郎さんが「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」と発言したことがありました。しかし、それは本当なのでしょうか?

 私は、これが事実なのか、常々疑問に思っていました。どういうことか、特別会計の内訳を見ながらご説明していきましょう。

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最新のコメント

  1. お金って消失しなければ、出し手と受け取り手の間の移動とゆうだけの事のような気がしますが?全体ではプラス・マイナス ゼロなのではないでしょうか?100人だけで仮想国家を作って一定額の仮想マネーを流通させるゲームをやってみるというのはいかがでしょうか?Aさんが政府をやって、Bさんが銀行、Cさんが会社経営者、Dさんが公務員、Eさんがサラリーマン、とすると結局、誰かの貯金は誰かの借金となってトータルでは変わらないのではないでしょうか?
    例えば株も誰かが損をすれば誰かが得をしているはずでは?
    ある値段で取引が成立するとゆうことは、売り手がいて買い手がいたわけですよね?
    つまりこの世の中には少数の大金持ちと大多数のあまりお金の無い人と借金の有る人と借金の有る政府が存在しているとゆう事
    なのではないでしょうか?
    バブルの発生と崩壊によって勝者と敗者が存在するように資産を増やす人と減らす人がいる、結局はゼロサムゲームなのでは?(2010年05月31日・経済おんち)

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