小沢一郎・民主党幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の土地購入問題がらみで、東京地検特捜部が1月31日に小沢氏から2度目の事情聴取をした。その日、民主党の議員から小沢氏の責任問題に関する発言が相次いだ。それらは条件つきながら、「けじめをつけるべき」「われわれは自浄能力を発揮すべき」という内容だった。
小沢幹事長が起訴される可能性はどのくらいか
こうした党内からの意見や批判は今後さらに出てくるのだろうか。私は、その動きは広がらないと見る。なぜなら、党内には小沢氏は起訴されないのではないかという懸念があるからだ。
民主党としては、権力を持ちすぎる小沢氏が起訴されたほうがありがたいのではないか。もしそういう事態になれば、「幹事長を辞めるべきだ」「離党すべきだ」と正面切って発言し行動できる。だが、もし起訴されなければ、そんなことはとても言えない。
私は数人の弁護士に聞いてみた。「小沢氏が起訴される確率はどれくらいなのか」。ある信頼する弁護士は「30%」と答えた。私は50%、つまり半々だと見ている。
今、起訴するとすれば、罪状は政治資金規正法違反(虚偽記入)の共犯くらいのものだ。形式犯程度にしかならない。検察は起訴するならば脱税に近いものを用意したいはずだが、なかなか、それが出てこない。だから起訴されない可能性がある。
さて、鳩山由紀夫首相が1月29日に行った施政方針演説について述べたい。
あれは、いかにも鳩山さんらしい演説だった。鳩山さんでなければ、絶対に、あのような演説はできなかった。きわめて理念的、情緒的な内容だった。
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