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am/pmと合併するファミマの狙い

ニュース解説ビジネス

加速するコンビニ再編
am/pmと合併するファミマの狙い(1/4ページ)

2010.01.18

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(松崎 隆司=経済ジャーナリスト)

 レックス・ホールディングスとエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の買収で合意していたファミリーマートは12月28日に株式取得を完了し、子会社化した。ブランドは今後ファミリーマートに統一していくという。

 ファミマは店舗数7601店舗で業界第3位、一方am/pmは1119店舗で第6位。ファミマはam/pmと合併することで同2位のローソン(8699店舗)に肉薄するだけでなく、東京都内では1709店舗(ファミマだけで1143店舗)で31.6%(同21.2%)のシェアを握り、業界トップ(同2位)となる。このほか、関西は1603店舗(同1467店舗)で24%(同22%)、九州は1017店舗(同906店舗)で27%(同24%)に拡大する。

 コンビニの出店競争は激化していくなかで、出店余地が減少、業界内外で好立地の争奪戦が展開されている。そのような中でam/pmの100%株式を保有し、焼肉チェーン「牛角」などを運営するレックス・ホールディングスと投資ファンドのアドバンテッジパートナーズは今年5月までローソンとの間で売却交渉を進めていた。ところがブランド統一の問題で米国のam/pmインターナショナルが反対。さらにam/pmを同業種であるローソンに売却することが競業避止の規定に抵触するとして、交渉が決裂した。その後レックスはファミマの筆頭株主である伊藤忠商事に話を持ち込んだ。

 「伊藤忠商事が話を受けた当初、ファミリーマートは人的資源、インフラノウハウの側面支援で話に参加することになっていました。ところが突き詰めていくと、伊藤忠商事はコンビニエンスの経営ノウハウ、人材、機能の問題を考えると、かなり厳しい。そこで私どもが単独でam/pmインターナショナル、アドバンテッジパートナーズ、レックス・ホールディングス、am/pmジャパンと直接交渉することになりました。」(上田準二・ファミリーマート社長)

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