『日経マーケット・アクセス』は2009年11月にLED照明市場を調査、「LED照明・省エネシステム市場調査 2010」を発行した。
調査は一般企業の照明採用担当者、一般ユーザーおよび建築関係者に対して行った。建築関係者の調査結果を見ると、設計提案あるいは発注者がLED照明を採用する際に「ランニング・コスト」を重視する傾向が前年調査よりも強まっていることが目に付く(図)。この結果は、建築/照明関係者がLED照明を設計提案の中に採用、あるいは発注者がLED照明を採用を決定した場合に、決め手となった要因を三つまで選んでもらったものである。仕事で照明に関与しない人、LED照明の提案場所を回答しなかった人を除いて集計した結果は、「ランニング・コストを抑えることができるから」が83.8%で断トツだった。2008年に比べて19.0ポイント増と大きく増えた。
決め手として次いで多かったのが「メンテナンスしにくいところでも利用できるから」で50.6%。これも前年調査の結果から大きく伸び、14.7ポイント増となった。「価格が下がった」(29.7%)ことの影響も大きい。
一方、前年調査で「メンテナンスしにくいところでも利用できるから」とほぼ並んでいた「CO2削減・省エネ化のため」(25.8%)は、今回8.0ポイント低下した。5番目の「意匠性のあるデザインが実現できる」という設計者にとっての大きなプラス要因も同10.1ポイント減となった。LED照明が運用のコストや利便性の点で評価されることが多くなっている。
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