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ウイルス対策ソフトで検出できないウイルス(1/3ページ)

2010.01.12

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 ウイルス対策ソフトが検出できないウイルスが増加していると、サイバークリーンセンターが発表している。2009年9月の8%に対して10月は14%に増加したという。

 パソコン利用者が最低限やるべきことは、ウイルス対策ソフトの装備だ。それでも不幸にして感染した場合、同センターのサイトで分かりやすい修復手順や対処ソフトを入手できる。

総務省と経済産業省が連携したボット型ウイルス対策活動

 サイバークリーンセンター(略称CCC)は、ボット型のコンピューターウイルス(用語解説)の感染を把握して駆除を効率的に行う目的で、総務省と経済産業省が共同で運用している組織である。

 パソコンなどのコンピューター機器内で単独に動作する従来型のウイルスに対して、指令者が何万台ものコンピューター機器を操るボット型のウイルスの急増に対応するため、2006年12月に同センターは発足した。

 具体的な活動は次のようなものだ。ウイルスに感染しやすい状態にした「おとりマシン」をインターネット上の複数個所に設置してウイルスを収集する。これらをウイルス検体と呼ぶ。市販のウイルス対策ソフトを使ってウイルス検体をスキャンして、対策ソフトがウイルスだと検出できるかどうかをチェックする。

 同センターの活動に参加しているウイルス対策ソフト会社にもウイルス検体を提供している。同センターの設置目的はボット対策だが、おとりマシンはボット型以外のウイルスも収集することになる。実際には幅広いウイルス検体を収集して調査し、ウイルス対策ソフト会社に提供する役割を果たしていると筆者は考えている。

 一般のパソコン利用者向けの施策としては、ボット型などのウイルス対策の啓発活動に加えて、三つの特徴的な活動を行っている。一つ目は、ウイルスに感染したパソコンを復旧する手順の解説である。プロ向きのものはほかにもあるが、一般のパソコン利用者にも理解しやすく手順を解説するものは少ない。二つ目はウイルスの駆除ツール(パソコンで動作するソフトウェア)の提供である。いざというとき、解説とツールは頼りになるので覚えておくといいだろう。

 三つ目は、ウイルスに感染したままパソコンなどを使っている人へ、対策を取るように連絡する活動である。同センターの活動に参加しているプロバイダーが加入者に連絡する。2009年10月は、5153人に連絡したという。

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