自らが成長するために新天地を求めている人や、現状に満足している人は、敢えて転機を求めたりはしないものです。
現状に不安や不満や不安定さを感じ、その原因の1つに自分があると思っている人は、常に「もっと実力をつけたい。資格を取りたい。他にもっとやれることがあるはずだ」と、焦燥感を感じているようです。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
私から見ると、自分に自信がないと言っている人でも、豊かな個性があり、とても魅力的な人ばかりなのです。これはお世辞ではなく、心から思っていることです。だから私としては、「この人はこんなに魅力的なのに、なぜそんなに自分を認めてあげないのだろう」と、歯がゆく感じることが多いのです。
自分の持っている魅力は、必要に応じて「切り札」としてどんどん使っていけばいいのです。なのに多くの人は自分の魅力を信じることができず、「切り札」をいつまでも懐にかかえ込み、チャンスがあっても出そうとしません。「切り札を出したら?」と言っても、「いいですよ」と拒みます。これは、とてももったいないことです。
そんな人を観察して気がついたのは、彼らの多くは、過剰な自意識に自分で振り回されているということです。何事にも過剰に反応し、過剰に防衛するという「生き癖」を持っているのです。
過剰な自意識、過剰反応、過剰防衛…。私はこれを「心の3K」と呼んでいます。「心の3K」に縛られている人は、少なくないのではないでしょうか? もちろん、これはある面で当然のことなのかもしれません。
しかし、自分自身も「心の3K」に縛られてしまったら、どうなるでしょうか? ますます生きにくくなってしまいます。





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