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松本すみ子の団塊消費動向研究所ビジネス

中高年夫婦も携帯メール会話(1/3ページ)

携帯電話の使い方教室が不可欠

2009.12.09

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 中高年世代の携帯電話普及率に関しては、今さら言うまでもない。団塊世代あたりでは、携帯電話を持っていない人は絶滅危惧種扱い。しかも、通話という本来の使い方よりも、携帯が持つ各種機能を便利に使いこなす人のほうが増えている。携帯電話は中高年のライフスタイルに当たり前のように浸透してきた。

 さらに、高齢化がますます進み、単身世帯も増えていく社会では、携帯電話のコミュニケーション機能を活用したサポートビジネスを整えることが重要ではないだろうか。

60代夫婦の半数近くがメールで会話

 「夫婦間のコミュニケーションで、メールを利用する人は7割以上」。こんな報告が、2009年11月に博報堂生活総合研究所から発表された。全国47都道府県の20代から60代の夫1000名、妻1000名を対象に調査したものだ。夫婦間でメールに使われる機器は、携帯電話同士が90%以上ともっとも多い。ちなみに、メールだけでなく通話も携帯電話がトップだった。

 利用頻度は「ほぼ毎日」が40.3%、「週に2~3回程度」が29.3%.夫婦でメールというと、面と向かって、あるいは口に出して言いにくいことのある夫婦が増えているのかと勘繰ってしまいそうだが、そうでもないらしい。連絡する内容のトップは「帰宅時間」(77.1%)、以下、「お使い(買物)など日常的なお願い」(50.8%)、「食事の必要の有無」(48.3%)、「子供のこと」(38.1%)と続く。昔なら電話で連絡を取り合っていたのとまったく同じ、ごく普通の夫婦の会話だ。

 「その日起こった出来事や見た風景など他愛ないこと」という回答が少なくないのは、まさにメールならではの使い方をしているからだろう。通話ではそうはいかない。携帯電話は夫婦間のなにげない会話にもひと役立っているようだ。

 回答者を60代に限ってみると、夫婦間でメールを使っている夫は49.5%、妻は41.5%と、どちらも半分に迫る数字。いっぽう、50代では夫が67.0%、妻が61.5%とすでに半数を超している。携帯メールの便利さをシニア世代も理解してきたといえる。

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