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スープから飲料、菓子へとカテゴリーを拡大

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アイデアの源泉は「生姜部」の“部活動”
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永谷園 「『冷え知らず』さんの生姜シリーズ」の飲料(2)

2009.11.25

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ショウガという素材で「行けるところまで行く」

——今後、ショウガを使ってどのような商品を展開していく考えですか。

新海 会社としては、ショウガという素材で「行けるところまで行く」方針です。最終的には「ショウガと言えば永谷園」というところまで認知度を高めることを目指しています。

 既に、カップスープもコンビニエンスストア向けの商品だけでなく、量販店向けの商品を販売しています。量販店での需要は買い置きが中心なので、カップのパッケージを少し強くしました。また、2~3食入りの徳用タイプも発売しています。

9月に発売した子ども向けのショウガ入りホットレモン飲料「つよいぞ!ジンジャーくん」。11月には「生姜のど飴 かりん」「生姜キャラメル チャイ風味」「生姜グミ 梅味」も新たに発売した

 さらに11月17日には、働く女性のオフィスのおやつとして、「『冷え知らず』さん」シリーズから、「生姜のど飴」「生姜キャラメル」「生姜グミ」を一部のコンビニエンスストアで発売しました。

 働く女性以外のターゲットにも、ショウガ入り商品を販売し始めています。8月には鍋つゆの素「からだあたたまる 生姜コラーゲン鍋」を、9月には子ども向けのショウガ入りホットレモン飲料「つよいぞ!ジンジャーくん」を発売しました。この商品は、「生姜チャイ」などと違い、ショウガの味は抑えてあります。

 冷えといえば女性というイメージですが、実は「『冷え知らず』さん」」シリーズの購買層の半分は男性なんです。ゆくゆくは男性向けの商品も考えられるといいですね。

——冷えに効くショウガを使った商品というと、やはり売れる時期は秋冬が中心。通年商品として育てていくためにはどのようなことを考えていますか。

新海 カップスープは通年売っているので問題ないと考えています。飲料に関しては今のところ、秋冬専用と割り切っています。

 今後の方向性としては、「ダイエット」というキーワードに絡めることも考えられると思います。ダイエットなら季節が限定されませんから。実は、既に他社さんがダイエット効果をうたったショウガ商品を発売しています。永谷園なりのそういう商品が将来的に販売できるといいですね。ショウガという素材を軸に、色々なことにチャレンジしていきたいと思います。

 (敬称略)

小林 佳代(こばやし・かよ)
小林 佳代(こばやし・かよ)

 1967年東京都生まれ。1990年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年日経BP社に入社。「日経ビジネス」記者などを経て2001年に退社、フリーに。現在、「日経ビジネス」、「日経ビジネスアソシエ」、「日経エコロジー」など、主に経営・ビジネス関係の媒体で執筆中。

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