11月13日、オバマ大統領が初来日し、鳩山首相との日米首脳会談が開かれた。
その翌日、オバマ大統領は日本およびアジアに対する演説を、東京で行った。
鳩山首相はオバマ大統領の演説を待たずにシンガポールへ旅立った。
こういう出来事があったが、日米首脳会議があったことで逆に日米間が迷走しているのではないか、という思いがした。
日米間の重大なズレとは?
鳩山首相とオバマ大統領との間に重大なズレが、少なくとも三つある。そしてそれらは、このままにしていてはいけない、何とかしなくてはならない。そう感じるほどのものだ。
まず、一つ目。オバマ大統領は演説の中で、子どものとき日本にやってきて鎌倉の大仏を見たが、実は大仏よりもそのとき食べた抹茶アイスのことが印象に残っていると語った。
そして何度も何度も「アメリカはアジア太平洋の国だ」と強調していた。日本とアメリカの関係をもっと強く、絆(きずな)を深くしていくのだと。
しかし、オバマさんが「アメリカはアジア太平洋の国」と言えば言うほど、それは鳩山さんの「東アジア共同体」に対するアンチテーゼではないかと感じるのだ。
鳩山さんよ、違うぞ、と。