上司と部下の付き合い方は、一筋縄ではいかないものです。
今回は、様々なタイプの上司と仕事をしてきた方(49歳)のお話がちょっとユニークでしたので、ご紹介しますね。

(写真:加藤 康)
「小島さん。キャリワカで、上司の分析を『サザエさん一家』になぞらえていましたね。でも、そんなに様々な分析をしなくても、いいんですよ。どう対応するかは、自分の上司がSかMかで決まるんだから」と、不敵な笑いを浮かべるではないですか。
「ええ〜、なんですか? その分け方」
「僕が中間管理職になった時に、いろいろな企画を次々に立てても、ことごとく却下する上司がいたんですよ。絶対にうまくいく企画だと上司も分かっているのに、却下するんです」とその人は言います。
「当時は、意味が分からなかったです。正直、この人は俺が嫌いなのか? 俺の才能に嫉妬しているのか? …本当に、いろいろと考えました。そして僕が出した結論は、『僕の上司はS(サド)人間なんだ』ってこと。それが分かって上司への対応を変えたら、うまくいったんです」
「えっ、いきなりそこに話がいくの?」。いきなりサドだの、マゾだのと、飲み屋の話とはいえ、私はドギマギしました。
「上司を徹底的に観察してみると、ある法則をもって仕事の決断をしているのが分かったのです」と彼は続けます。「それは、僕の上司には、『固定化されたある種の形式美が仕事にある』ということだったのです」
「固定化された形式美って、どういうもの?」





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