今回は、このような相談をいただきました。
私の妻は仕事ができ、人間的にも魅力的です。会社でも高い評価を得て、管理職となりました。
嬉しそうに報告をしてくれた妻に、心からおめでとうという言葉が出なかった自分に愕然とし、また恥じています。さらに今回の昇進で、妻には年上の男性部下ができるとのこと。それを聞いて私はつい「年下の女の上司を持つ男の気持ちが、お前に分かるのか?」とまで言ってしまいました。
妻は悲しそうな表情をしながらも、素直に「そうだね。やりにくいよね。彼には、お互いにチームとして頑張ろう、私の足りない部分はあなたの経験でどんどん補ってほしい、と伝えて、彼も分かってくれていると思うけど…。こう考えるのは、甘いのかな?」と答えました。
なんだか自分が情けないです。妻ならばきっと、年齢や性別も意識することなく、いい仕事ができるでしょう。それもよく分かっているのに、私は妻の昇進を心から喜べていないのです。こんな自分を、どうしたらよいでしょうか。

みなさん、これを読んでどう感じましたか? このほかにも、同期入社で一番仲の良い同僚が先に昇進して、素直に喜べないというメールもいただきました。
人間は、まず様々な情報・事実を受け取って「感情」が動きます。そして次に「思考」して、「行動」につながります。
今回ご相談くださった方は、感情と思考が相反する状態ですね。思考では、「妻は優秀で人間的にも魅力的なので、管理職として評価されるのは当然である」と考えています。しかし、感情としては「妻の昇進を素直に喜べない」と感じています。そして、そんな自分を恥ずかしく、情けないとも感じています。
頭と心がバラバラなことになって言動がギクシャクしてしまい、激しく自己嫌悪に陥るというケースは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか? この「頭では分かっているんだけど、気持ちの整理がつかない」という状態を整理する方法を考えましょう。





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