このページの本文へ
キャリワカ

佐藤恭一の“徒然”広告論「のれん ブランド 日本人」

新聞広告はいかがですか?

2009年11月5日

(文/佐藤 恭一)

 ほとんどの方はご存じないでしょうが、10月20日は「新聞広告の日」でした。実は私も当日の朝日新聞の特集ページを開くまでは念頭になく、気づいてからあらためて、近頃の新聞広告の状況に思いを馳せたのでありました。

 それにしても(いきなり横道にそれますが)「○×の日」というような記念日は、6月4日の虫歯予防デーに代表されるように語呂合わせが多いので、真剣になってその趣旨に賛同する人は少ないでしょう。調べてみると案の定、同じ日が「頭髪の日」でもありました。理由は説明するまでもないと思います。

 「頭髪の日」はすぐ近くにある10月8日の「入れ歯の日」(108なのでイレバ)と同じように、誰が何をする日なのかよく分かりません。そういうものの多くは、関連の業界団体がPRのため作為的に設けたのではないかと想像するのが普通です。しかし私の経験から察するに、実際は外部(マスコミや一般消費者)の注目を集めることは難しく、むしろ業界団体内部のモラル・アップに寄与している場合のほうが多いような気がします。

 つまり、毎年その記念日に同業者が集まって恒例になっている行事をして、お酒など酌み交わしながら心が一つになるという効果。所期の目的から外れてはいても、それはそれで十分に意義のあることです。いわば私が言うところの“のれん的スタイル”の行動として、組織の内を固め、事業の永続を図ることに役立っていると思われます。

 「新聞広告の日」が10月20日になったのは、新聞業界の一大イベントである新聞週間の間にあって、キリのいい20日を選んだということのようでした。さすがに語呂合わせではありません。安心しました。安心できないのは「新聞広告の日」ではなく、“新聞広告費”のほうです。我が日本の新聞広告は、150歳を超える年齢のせいなのか、各新聞社もしくは各広告代理店の健康管理に欠陥があったのか、いずれにしてもこのところ体力がめっきり落ち込んでいるのです。

キャリワカ書評キャリワカ書評
あなどれない新書たち

なぜ合理的な行動は失敗するのか『戦略の不条理』
本書はタイトル通り、このような「戦略の不条理」がなぜ起こるかを解き明かし、これからの企業や組織の「生き残り戦略」を考える本です。特徴は、戦争で活躍した戦…〔続きを読む〕

アライユキコの「仕事が楽しくなる小説」

世間体なんか気にしなくていいんだよ〜『さよならの扉』
主人公のような人が実際にまわりにいたら厄介だろうなあと思いながら、仁恵を応援したくなってくる。そうだ、世間体なんか気にしなくていいんだよ、好きなことをや…〔続きを読む〕

ビジネス・アウトソーシング比較サイト
BIZトレンド

BIZトレンドは「総務」「人事」「マーケティング」の3つのカテゴリで、厳選された企業のBtoBサービスを一覧で比較し資料請求やお問い合わせができるサイトです。

トップ特集企業・経営情報・通信パソコンライフ電子・機械環境建設医療時評コラム中国キャリワカひと・話題ビジネスABC特設新刊

このページの先頭へ

本文へ戻る