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企業・経営

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小山昇の「こころ豊かで安全な経営とは何か」


社員旅行でも社員は「教育」できる

2009年10月27日  RSS 

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コミュニケーションを円滑化するには「時間と場所」の共有が必要

 近ごろは社員旅行を実施しない会社が増えていると聞きます。コスト的な問題もさることながら、なにより社員が参加したがらないのだとか。「休日まで上司面されたり、周囲の同僚に気を遣ったりするのは嫌だよ」ということなのでしょうか。だとしたら由々しきことです。「(上司や同僚に)気を遣うのが嫌だ」なんて声が出てくることは、社内のコミュニケーションが不全をきたしている証拠です。

 わたしは社員旅行を社員のコミュニケーションを円滑にする好機と捉えていて、社員数が130名となった現在でも毎年実施しています。全員で同じところに行き、同じものを見、文字通り同じ釜の飯を食べ…、という具合に、時間と場所を共有することがコミュニケーションには必要です。

 社員旅行は「コミュニケーションを円滑にする場」ですから、業務と同じ。社員は事実上の強制参加です。参加しなければ賞与評価が下がり、旅行積立金は本人が退職するまで返却しません。それは厳しすぎる? しかし部内に一人でも旅行に参加しない人がいたらどうですか。他の社員は彼に気がねして、思い出話すらできません。これは会社にしてみれば大迷惑です。コミュニケーションが阻害されるからです。

 また、我が社の社員旅行には「教育」の側面もあります。旅行先では、当地で一番の格式のあるホテルや旅館に投宿する。一流の接客、上質のサービスとはどういうものかを社員に身をもって体験してもらい、明日からのお客様対応に活かしてもらう、という狙いがあります。

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