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民主政権の危うさ

田原総一朗の政財界「ここだけの話」ビジネス

田原総一朗:過去最大95兆円予算でわかった
民主政権の危うさ(1/8ページ)

2009.10.22

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 民主党が政権を取って初めて、政府として予算の概算要求がまとまった。

 民主党は選挙のとき、「自民党の予算はともかく無駄が多い。その無駄を徹底的に省く」と言っていた。

 私は、無駄を省くのは非常に難しいことだと思っているが、1955年以来、初めて政権交代を実現した民主党が、果たして前政権の無駄にどこまで切り込めるのか。

膨れ上がった概算要求額

 おそらく、この無駄というのは自民党政権が作ったというよりは、官僚が作ったというべきだろう。

 従来の自民党の予算は、官僚が作り、官僚が事前に各省庁や財務省とやり取りしてでき上がったものを、「はい」と言って大臣に見せ、大臣がそれを集めて概算要求……と、こうなっていた。

 しかし今回は違う。

 これまで官僚がやっていた分を大臣が主導権を握り、無駄を省こうとしている。

 さあ、どれくらい成果が出るのか。

 私も期待していた。

 その結果は、概算要求額がおよそ95兆円。

 自民党の2009年度当初予算は約88兆5000億円。

 無駄を省くというのが民主党のマニフェストにおいて最大の公約だったが、ふたを開けると、なんと増えてしまった。しかも95兆円。6兆円以上も増えている。

 しかもこれ以外にも、まだ金額が明示されていない「事項要求」と呼ばれる予算要求が約2兆円あると見られる。

 それを合わせると約97兆円。100兆円に近い額だ。

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