テレビが煽りたて消費者が踊る「安売り競争」
どうやら「安売り競争」らしい。弁当やオニギリなどの食品から、ジーンズやスーツの衣類などまで、「低価格」を謳う商品やサービスが氾濫している。それを「悪循環」と指摘する声も少なくない。しかし、売る側にとっては「ほかよりも安く」は、いまや至上命令なのだろう。
しかも、マスコミとりわけテレビが、それを煽りたてる。ニュースを伝える番組であるにもかかわらず、「この店は○○円」「ジーンズが○○円」と騒ぎまくるだけで、「安売りのプラスとマイナス」を冷静に論じる姿など、ほとんど見た記憶がない。
そのうえ、それに踊る消費者がいる。先日、「安くなければスーパーじゃない」的な有名店に行ったが、たしかに「沸騰状態」だった。祭日の夕方という時間帯があるとしても、店内は「人また人」である。食品売場にも雑貨売場にも老若男女(若が少ないようでしたが)があふれており、なかでも話題のジーンズ売場は、いわゆる「年末のバーゲン会場」のような活況を呈していた。
あまりの熱気に呆然と眺めていると、かなり「まとめ買い」が多い。チラシなどで「激安」と告知されたワインや肉類をはじめ、「○○円ジーンズ」を何本もかかえたり、どう見ても「少品種大量購入」である。日常的な「モヤシ、納豆、コマギレ豚肉」の「多品種少量購入」とは、まったく様相が違う(あくまでも日常的な買物の量という意味で、個人差がありますので為念)。
もちろん、テレビの評論家の教えのように「安い商品をまとめてが節約の知恵」なのだろうから、それはそれでアリだろう。我が家庭のように「たくさん買う=同じものを連続して食べる」ということもなく、うまく活用されているに違いない。
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