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将来への種まきと考えてチャレンジ

フロントランナービジネス

「消費しない」若者に新しいテイストを提案
将来への種まきと考えてチャレンジ(3/5ページ)

2009.09.30

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通路やエスカレーターで「にぎわい感」を演出

――「LUMINE MAN SHIBUYA」は駅に直結していない独立型店舗です。工夫したポイントはありますか。

 中尾 駅ビルの場合、集客力は抜群です。けれど「LUMINE MAN SHIBUYA」はわざわざ足を運んで来てもらう店舗ですから、駅ビルほどの集客力はない。いつも人がギューギューいるというという状態ではないので、あえて、にぎわい感を出すような工夫をしました。

 例えば通路。既存のルミネはその幅を3~4メートル取っていますが、「LUMINE MAN SHIBUYA」は2メートルにしています。人の肩幅がだいたい60~70センチですから、2人で歩いてちょうど良い。すれ違う際も少し接近感がある。そんな感じを演出しています。

 エスカレーター周辺の面積を小さくするために、角度も少し鋭角にしました。通常は30度ぐらいですが、35度にしています。こうすることで、エスカレーターを上り下りしている間も、ショップ全体を見通しやすくなる。ショップの店員さんや他のお客様など、人の気配を感じられる雰囲気を出しています。

 その分、閉塞感が出ないよう、東西をガラス張りにしたり、天井を高くしたりして、開放感、広がり感も出しています。

――3階までと低層に抑えているのは珍しいですね。なぜもっと高くしなかったのですか。

 中尾 館全体をワードローブと考えると、4階、5階まで店があると疲れてしまうのではないかと思いました。効率良く、ぐるっと回るのには3階ぐらいがちょうど良いかなと。

――3階までにとどめた上で売り上げを確保し、利益を出すのは難しくありませんか。

 中尾 いや、それは逆ですね。投資コストと利益との最適なバランスを考えた結果、あえてあの規模にとどめています。

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