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将来への種まきと考えてチャレンジ

フロントランナービジネス

「消費しない」若者に新しいテイストを提案
将来への種まきと考えてチャレンジ(2/5ページ)

2009.09.30

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ショップにとってもチャレンジ

――ショップに対しては、担うべき役割、扱う商品のテーマ、内容なども話した上で出店の交渉をしたのですか。

 中尾 そうです。もちろん、個々の商品の細かい仕様などはショップにお任せしていますが、役割、テーマ、MDまではお話しして、出店をお願いしました。それに対応するため、新業態を開発してくださったショップもあったということです。

――「LUMINE MAN SHIBUYA」でしか売れない商品もあるのですから、出店するショップ側にとっても、リスクは小さくないですね。

 中尾 そうですね。ショップにとってもチャレンジでしょうね。ただ、こういう消費不振の時こそ、次の時代に向けた種まきをしておかないといけない。今のままではずり落ちていくばかりですから。「5年後、10年後、中長期的な目で見て、一緒に仕掛けていきませんか」というお話をして、賛同していただきました。

――出店交渉はスムーズに進みましたか。「そこまでは無理ですよ」「勘弁してください」という話になりませんでしたか。

 中尾 そういうショップもありましたね。そこはもう、口説いて、口説いて……。

――熱意が通じた。

 中尾 もう熱意だけですね(笑)。もちろん、ビジネスですから、お互いにメリットがあり、利益が出ないとやっていく意味はないですけれど、将来への種まきとして、賭けてくださったのだと思います。

 ルミネ自体、10年前、20年前には立地の優位性だけで商売をしていた時代もありました。それを、例えばセレクトショップを導入するなど、様々な改革を実行し、お客様の支持を得て、収益の数字にも結びつけてきた。そういう実績を買ってくださった面もあると思います。本当に、ベストメンバーが揃ってくれました。

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