マナーは愛。マナーは心ありき。
そう信じ、心あるマナーを日本中の人たちに伝えてまいりました。ビジネスシーンでは互いにWIN-WINの関係を、プライベートシーンではHAPPY-HAPPYの関係を築き、創造する人間関係を、マナーを通じ多くの人たちに体感してほしい。一度しかない『今』の人生においてこれを体験できることは、人生の醍醐味のひとつとなる。マナーはその人の“生き様”であると、本連載にて一貫してお伝えしてまいりました。
今までの日本のマナー教育は、「こういうときにはこうしなければいけない」「このようにしなければNGである」と一方的で強制的な指導の仕方であったと感じています。しかし、これでは真のマナー教育とは言い難い。『なぜ、そうするのか?』『だからこうするのです』という説明なく、表面上を整えるだけのマナー教育がすなわちマナー研修である、という一種のスタイルが確立されている現状があります。企業においては、このような考え方、スタイルを好む担当者もいらっしゃいます。もちろん、それで良い会社はよろしいと思います。
元をたどれば、家庭でマナーを伝えたり、教わったりする機会が少なくなっています。学校、大学においても、生徒は「授業料を払ってくれるお客様」という考えのもと、真の人間形成、人間育成を見据えた指導ができない状況とうかがっています。そのように育ってきた人たちが社会人として企業で仕事をするようになったとき、人間形成、人間育成を企業が表面や形だけではない、真のマナー研修を通じて指導しなければ、“人財”は存在しえないのではないでしょうか。人財が存在しないのであれば、今後の日本はどうなっていくのかな、という不安を感じるのは私だけでしょうか?
なぜ、ビジネスマナーが必要なのか? いま一度問うてみます。
なんのために感じのよい表情や挨拶、態度、身だしなみ、言葉づかいをしなければならないのか?
その答えは、本連載においてすでにお伝えしています。皆さん、覚えていらっしゃいますか?
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バックナンバー
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