多くの国民は民主党の政策に不安を感じている。朝日新聞の世論調査では高速道路無料化に賛成は2割にすぎない。高速道路無料化論については、馬淵澄夫議員がメディアで不可解な説明をしていたが、虚偽の説明はすぐに訂正していただきたい。
高速道路無料化を信じた有権者は「裏切られた」思い
9月2日の「報道ステーション」(テレビ朝日系列)に生出演した馬淵議員の説明を聞いて、「話が違う」と感じた視聴者がたくさんいたのではないだろうか。首都高と阪神高速以外は無料化するという公約だったはずが、いつの間にか無料化区間が大幅に減らされ「料金収入1.2兆円」を確保すると言い出した。司会の古舘伊知郎氏は、素朴な疑問を感じた視聴者の気持ちを代弁していた。
古舘氏 あっ、そこは、首都高と阪神高速以外は無料と思っている人が多いと思うのですが、そうじゃないんですね。有料になるところもあるんですね。
馬淵議員 少なくとも全線一斉に無料ではないです。
古舘氏 簡単に言いまして、民主党が主張しているのは、1.2兆円は通行料として取るんだということですね。首都高と阪神高速で料金収入が0.4兆円ですから、差し引き8000億円はそれ以外の区間で通行料が発生する。これ、びっくりなんです。(略)そうすると、地方の高速の無料化ということを明確に言ってもらったほうがわかりやすかったのではないでしょうか。
馬淵議員 私は言ってきたのですが、具体的な路線名まで及んでしまうので、申し上げにくかったんです。
古舘氏 選挙前、誠実な馬淵さんとしては言っているんだけれども、党全体としては聞こえのいいことを言ったところがあるのかもしれませんね。
馬淵議員 というか、(具体的な)個所というのは地域の方にとっては重要になりますから、そこを明確にしてしまうのはどうか、というのが働いたのではないかと思います。
高速道路6社の収入は2.5兆円だから、半分は有料なのだ。高速道路無料化とは、タダのこと、と信じた有権者は「裏切られた」と怒るに違いない。
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