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田原総一朗:民主党政権の行く末を左右する3つの問題(3/11ページ)

2009.09.03

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“負担”を分配する政治への変化

 しかし、国民に対する麻生さんの説明は、いかにもお粗末だった。

 前首相の福田さんはジェントルマンで、ケンカが嫌いなので解散を嫌がった。そのため、麻生さんは解散をするために総理大臣になった。

 ところがその解散を一年もしなかった。

 それはなぜだったのか。私には理由がよくわからなかった。

 昨年11月、麻生さんに会って「あなたの内閣はお粗末すぎる。なぜ、こんなお粗末な内閣を作ったのか」と面と向かって聞いた。

 すると「実は田原さん。これは解散するための内閣だから、いろいろしがらみのあった人たちを選んだんだ」という言い方を、彼はした。

 だが、解散できなかった。そんな時は国民にもっときちんと説明すべきだった。

 前にも述べたが、自民党政権が長く続いたのは、国民に利益を分配する政治だったからだ。

 ところが、これが“負担”を分配する政治になった。

 麻生さんは、変化が、よくわかっていなかったのではないか。

 「なぜ解散をしないのか」。国民がもっと納得する説明をするべきだったが、その説明は足りなかった。

 福田さんから引き継いで補正予算を作り、そして2009年度の予算を作った、少なくとも2009年度の予算を作ったら解散をするべきだった。

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