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野球チームの指導に奮闘中

キャリワカ世代に聞くビジネス

アフリカに「日本の野球」を根付かせたい
野球チームの指導に奮闘中(1/5ページ)

出合祐太さん(前編)

2009.09.01

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(聞き手:伝農 浩子)

 「ブルキナファソ」と聞いて、知っている人がどれだけいるだろうか。西アフリカに位置しガーナやコートジボアールなどと接する、人口1500万人ほどの国だ。青年海外協力隊の一員として2008年3月末からこの地に派遣されている出合祐太さん(26歳)。彼自身、派遣先を言い渡されても、それがアフリカにあることさえ分からなかったという。野球指導員としてブルキナファソに派遣されたのは出合さんが初。言語、文化、感性、習慣……、さまざまな違いとぶつかりながら、ブルキナファソ野球を形作り、その創成期に立ち会っていることを実感している。
 前編では出合さんのブルキナファソでの指導体験、後編ではこの7月に実現した、ブルキナファソの野球少年少女たち日本招聘プロジェクトについて紹介する。

サッカー主流のアフリカで野球を広める

出合祐太さん

 「野球の途上国で、日本の野球を指導したい」

 高校時代にそんな夢を抱いた出合祐太さんは、社会人2年目の時に青年海外協力隊で野球指導員の募集があり、応募。その夢を実現する。

 初めてその名を聞いた国、ブルキナファソへの派遣が決定すると、現地の公用語であるフランス語の勉強を始めると共に現地の資料を取り寄せ、状況の把握に努めた。

 アフリカでスポーツといえばサッカーが主流だが、少しずつ野球も広まりつつあり、西アフリカ対抗試合なども行われている。ブルキナファソでは、2004年に「ブルキナファソ野球・ソフトボール連盟」が発足し、2008年の赴任当時は13ほどのチームがあった。ただし、実際に活動していたのは10チーム程度だったという。

 「当初、12~18歳の子供たちを教えるということになっていました。連盟からは『選手への技術指導やコーチ、審判への指導を』と大雑把に言われた程度でした」

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