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団塊票700万の行方(1/4ページ)

定年後の初選挙

2009.08.26

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 8月30日は衆院選である。今回ほど「ようやく」という思いを強くした選挙はない。解散から1カ月以上も間があった。700万人の団塊世代にしても、そのほとんどが定年後に初めて投票する国政選挙。加えて、この先、今までのどの世代も経験したことのない長い第2の人生が待ち構えているのだから、関心は高い。

 すでに退職者でありながら、まだ老人でもない団塊世代は、どんな視点で(もちろん一概には言えないが)、今回の選挙を見ているのだろうか。

団塊世代は浮動票?

 メディアはこぞって、民主党が圧倒的に自民党を引き離して大勝利を遂げると報道している。たぶん、実際もそれに近い結果になるのだろう。 しかし、団塊世代は今まで意外に保守的に生きてきた。なんだかんだと言いながら、毎回、自民党に投票してきた。財界は自民党寄りだったから、サラリーマンはなおさらそうなる。公約やマニフェストの内容を検討してというよりは、余程のことがない限り、投票する先は決まっていたようなものだ。 その結果、守られない公約があって、裏切られたと一時腹を立てても、他の政党が不甲斐ないということもあって、まあ、とりあえず自民党に投票しておこうということだったのではないか。

 ところが、今回はどうだろう。政界は大きな転換期にある。自民党は昔のような強大な勢力も影響力もなくし、民主党が台頭しつつある。変わったのは政界だけではない。自分も変わった。会社という羅針盤であり、安定した居場所であり、収入源だったものをなくし、人生の最終ステージを自分で構築しなければならなくなった。

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