目をみはるオバマ人気の低落ぶり
米国のバラク・オバマ大統領の人気が顕著に下がってきた。オバマ政権が今年1月に登場して以来、現状は同政権にとっての最も深刻な局面だといえよう。政治とは分からないものである。あれほどの高い人気、高い支持率を誇ったオバマ大統領にも、これほどの退潮があるとは、まったく予想をくつがえす展開だといえる。
そのオバマ人気の低落の最大の原因は同大統領が全力とも呼べるほどの熱意をこめて推進する医療保険改革への国民一般からの反対が広がったことが明白である。
米国の医療保険の欠点や不備はよく知られている。米国民のうち4700万人がなんの医療保険にも入っていないという現状も広く伝えられている。オバマ大統領はその実情を改革し、日本のような国民皆保険を実現する意図を宣言している。だが、そのための立法措置に激しい非難や批判がぶつけられる。その結果、オバマ大統領に対する支持が大幅に下がり始めた。
一体なぜなのだろうか。
バックナンバー
- 核廃絶を実現するための条件(2009年08月18日)
- 原爆投下への非難を表明してもよい時代が来た(2009年08月11日)
- 日本の民主党の外交政策を米国はどう見るか(2009年08月04日)
- 非核三原則の虚構を排すべき時が来た(2009年07月21日)
- 抗いようがない、米国における日本の地盤沈下(2009年07月07日)
















