プロジェクトが終了した時点で,プロジェクト・マネージャ(PM)は,得られたノウハウや教訓などを次のプロジェクトに役立てるため整理して記録をしておく必要がある。そのためには,プロジェクト完了報告会できちんと議論することが欠かせない。これは,プロジェクトの発足時に「キックオフ・ミーティング」を実施するのと同じぐらい重要である。
トラブル・プロジェクトの場合は,反省会として実施されることが多い。だが,プロジェクトがトラブルに陥らなかった場合は省略されがちである。それではいけない。筆者の会社では,反省会ではなく「プロジェクト完了報告会」として定義している。
そもそも計画段階で「完了(終結)プロセス」としてプロジェクト完了報告会が計画されていないプロジェクトが多いのが実態だろう。完了報告会は,プロジェクトを正式に完了させ,メンバーを解放する目的もあるが,それ以上にPMをはじめ,メンバーが得たノウハウや教訓などを,次のプロジェクトに引き継ぐための重要なプロセスである。さらに組織の行動の質を上げられるので,組織そのものをよくするという意味でも非常に重要である。
(この記事の初出は2008年9月9日です)
![]() |
全文はITproでご覧いただけます。 |
|---|





