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田原総一朗の政財界「ここだけの話」


取引材料にされた
環境問題と小氷河期説

2009年08月06日  RSS 

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 今日は環境問題について話をしたい。

 環境問題は今、世界中で取引材料となっている。一種のゲームのようでさえある。

 今年7月、イタリア中部のラクイラでサミット(主要国首脳会議)が開かれ、麻生首相も参加した。

 しかし、これが私たちがとらえている印象と実態とが、いかにかけ離れているかを、ある官僚から聞いて、大変驚いた。

「2050年までに80%削減」をうたう

 ラクイラ・サミットでは、先進国が2050年までに80%またはそれ以上、二酸化炭素排出量を削減すると言い出した。

 なぜ突然、80%以上になったのか。私には理解できなかった。

 なぜなら、安倍晋三さんが首相のときに行った、2007年ドイツで開催されたハイリゲンダム・サミット。

 このサミットでは環境問題を安倍さんが仕切ったのだけれども、彼がドイツに行っている間に、年金の「消えた5000万件」問題が出てきた。これが大騒ぎとなったために、ハイリゲンダム・サミットでの安倍さんの仕切りは、ほとんど報道されなかった。

 しかしこのとき、安倍さんの仕切りによって、一応、世界は二酸化炭素排出量を2050年までに50%削減することを目標にして、真剣に論じるということになった。

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