(もり・ひろし=新語ウォッチャー)
長いURLを短く縮める「短縮URLサービス」は、ネット上のサービスとしては古参に属するもの。このサービスが最近にわかに再注目されている。Twitter(ツイッター)に代表されるミニブログが隆盛したためだ。このようなサービスでは書き込める文字数に制限があるため、リンクを書き込む際に短縮URLが大いに役立つ。一方、短縮URLはその仕組み上、飛び先となるウェブページの素性を見た目で判断できない。このため悪用を懸念する声も絶えない。
インターネット上の住所であるURL(Uniform Resource Locator)は、時としてその文字数が長くなることがある。例えば本連載の過去記事である「市民風車」のURLはhttp://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090717/168321/。これを数えると実に57もの文字や記号が並んでいる。このほか検索エンジンの検索結果を示すURLや、地図サービスで特定の場所を示すためのURLなどは、長くなりがちなURLの代表例と言っていいだろう。
もちろん長いURLにも良さがある。記述で意味を表現できるからだ。例えば市民風車の場合、URLの中に20090717という記述がある。そこでこのページが2009年7月17日の発表記事であることが類推できる。またドメイン名nikkeibp.co.jpの部分も、人が見て分かりやすい(ときに冗長な)表現が頻出する。またサイト管理者にとっては、引数付きのURL(末尾に「?page=23&language=Japanese」などの表現が付いたURL)が管理上の利便性をもたらす。
ただURLの長さで困る場面もある。環境にもよるが、メールに記述したURLが送信過程で改行されてしまう場合があるのだ。その場合、該当のURLを受信者がクリックしても正しいウェブページを閲覧できない。メーラーによっては改行文字数を長めに変更することで問題を回避できるが万能ではない。






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