(梅方 久仁子=ライター)
英語の本を楽しく読むだけで英語力が上がるという「多読学習法」。多読とは文字通り、やさしい本をたくさん読む。それだけだ。
「やさしい本」の定義や、本当に役立つかどうか、楽しく続けるコツなど、多読にまつわる有益なお話は多読学習を推進する
SSS(Start with Simple Stories)英語多読研究会理事長の古川昭夫さんに聞いた。こちらでぜひ確認してほしい。
パート4:SSS英語多読研究会・古川理事長オススメの多読用10冊
ここからは、実際にどんなGRを読んだらいいのか、古川さんにピックアップしてもらった。「大人の鑑賞に耐える本」ということでやさしく読め、かつ考えさせられる内容も多い。最初に手に取るGRの1冊として検討してほしい。なお、タイトルの下に出版元、読みやすさレベル(YL。数値が低いほどやさしい)、簡単な概要をつけた。

The Long Road
Rod Smith 著
Penguin Active Reading Easystarts
YL 0.8
ガンで片足を失った少年がガン対策の募金マラソンに挑戦。困難にめげずに頑張ることの大事さが伝わってくる

Muhammad Ali
Bernard Smith 著
Penguin Readers Level 1
YL 1.1
ボクサーであり、黒人解放運動や反戦運動にもかかわったアリを描く。安楽な生活もできたはずなのに、社会運動にもかかわったのはなぜ?

The Wave
Morton Rhue 著
Penguin Readers Level 2
YL 2.2
ナチス的なものは、人間の本能なのか? 全体主義は、ナチスだけの問題ではないのです

Last Chance
Phillip Burrows, Mark Foster 著
Oxford Bookworms Starter
YL 0.9
ノルマに追われるTV局のレポーターの最後の機会とは? サラリーマンの悲哀と人間としての矜恃を描く

The Coldest Place on Earth
Tim Vicary, Jennifer Bassett 著
Oxford Bookworms Stage 1
YL 2.2
南極探検の各隊の戦略を紹介。勝負を分けたのは、リーダーの戦略の差だった
パート1:多読学習法とは何か
パート2:読み始めの地点を見極める
パート3:多読を続かせるコツ&お役立ち情報
パート4:古川氏オススメの多読用10冊
パート5:編集部オススメ 読んで楽しい15冊
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