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田中秀征の一言啓上


麻生おろしが
不首尾に終わった本当の理由

2009年07月23日  RSS  コメント(20件)

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 今日(21日)、予告通り衆議院が解散され、日本列島は事実上、激しい選挙戦に突入した。

 注目された自民党の両院議員懇談会も波乱なく終り、与謝野、石破両大臣も解散詔書に署名した。

 なぜ「麻生おろし」が不首尾に終わったのだろうか。これでは反麻生派は選挙になりそうもない。

反麻生議員が怖がった公認取り消し

 首相は、反麻生の動きが衰えるのを見て、機敏にも懇親会の公開に踏み切って得点した。いっそのこと、懇談会ではなく、正式の両院議員総会に切り替えても結果は同じことだったろう。もし首相がそこまでやれば、戦果はかなり大きかったに違いない。いずれにしろ、今の時点では首相の戦略が効を奏している。

 なぜこうなったか。大きく二つの理由がある。

 一つは「公認取り消し」に対する議員の恐怖感が強かったこと。

 公認取り消しによって無所属で立候補すると、(1)公認料が入らない、(2)支持団体の支援がなくなる、(3)応援弁士が激減する、あるいは(4)刺客を立てられる。さらに(5)公明党の支持を失うし、(6)選挙公報が制限されることになる。特に(5)と(6)は手痛い打撃だ。

 平均的な自民党候補は、小選挙区で約三割を公明票に依存しているように見える。個人票がほとんどない若手ならそれ以上になろう。

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