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時評コラム

田原総一朗の政財界「ここだけの話」

都議選惨敗後に「先手」を打った麻生首相

2009年7月14日

 7月12日、東京都議会議員選挙が行われて、自民が惨敗し民主党が圧勝した。

 ここで改めてわかったことがある。

 それは、都議選は東京都民にとって縁遠いものだということだ。

都議選が都民にとって縁遠い理由

 政党支持を打ち出している人以外の多くの東京都民は、都議会議員の名をあまり知らないし、関心もないだろう。

 なぜならば、東京はある意味「特殊」だからだ。では、何が特殊なのか。

 東京以外の地方自治体にはそれぞれテーマがある。例えば、もっと企業の誘致がないかとか、道路を造りたいとか、あるいは財政赤字が大きいとか、「なんとかしてくれ」という問題が山ほどある。

 だが、東京都にはそういった問題がほとんどない。国からカネを持ってこなくても採算が取れるからだ。

 他の地方はいかに国からカネを持ってくるか、事業を持ってくるかが最大の関心だ。そのためには知事を誰にするか、あるいは議員を誰にするかがとても大事だ。

 しかし、東京都民はそうしたことにあまり関心がない。

 だから、東京都議会議員選挙というのは、都民にとって最も縁遠い選挙だということが、改めてはっきりした。

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