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時評コラム

田原総一朗の政財界「ここだけの話」

小休止の麻生降ろし、
そして今語っておきたいこと

2009年7月9日

 今日は二つ、話をしたい。

 7月5日、静岡県知事選が実施された。

 民主党が割れていたにもかかわらず、結果は民主党が社民党、国民新党とともに推薦する川勝平太氏が当選した。自民・公明が推す坂本由紀子氏に1万5000票余の差だったが、もし民主党が割れていなければ、圧勝だったろう。

 この結果が今後の政局に非常に大きな影響を与えるのは必至だ。

「麻生降ろし」小休止のあとは名誉ある撤退?

 今、自民党内部では「麻生降ろし」が小休止だ。

 なぜ、小休止なのか。この静岡県知事選と、7月12日に行われる東京都議会議員選挙に悪い影響を与える可能性が強いからだ。

 だから、中川秀直氏や武部勤氏なども今は声を大きくしては言っていないし、新聞やテレビでもそういった報道はない。

 しかし、静岡県知事選で自民党は大変、苦戦だったということがわかり、次の東京都議選で野党が過半数を取れば、裏返せば自民・公明で過半数を割る事態になれば、「麻生降ろし」は一気に噴き出すだろうし、さらには現実のものとなるだろう。

 だが「これではあまりにもみっともない」ということで、麻生さんが「名誉ある撤退」をする可能性がある。結果次第では、都議選の翌日にも「名誉ある撤退」をする可能性が強い。

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