
みなさんはじめまして。「404 Blog Not Found」の小飼弾です。すでに書評blogとして知られて久しい同blogで紹介された書籍の中から、さらに月一冊を選んで紹介するということで、新連載のタイトルは「Book Review 2.0」とさせていただきました。
第1回目の今回取り上げるのは、「デジタルネイティブが世界を変える」です。この本を一言で要約すると、「近頃の若い者はできる」ということになるでしょう。
「近頃の若い者」に対する愚痴は、古代エジプト以来の歴史があるそうですが、現代日本ほど、今ほどその声が高く響いている場所はないように感じています。その理由は、二つあるでしょう。
一つは、今ほど技術革新が速い時代はなかったということ。「近頃の若い者」を愚痴る人々が育った時に見聞きした物事と、「近頃の若い者」が見聞きして育った物事が、これほど異なっていたことはかつてなかったのです。「近頃の若い者」も含めて、違和感にはまず否定的な印象を持つというのは、世代を問わず人間の生理的特性なのではないでしょうか。
しかし、それは否定的に捉えるべきことではなく、むしろ「かつて若い者だった」世代が、「大人の事情」の前に泣く泣く諦めていた理想を具現化しているのだ、というのが本書の主張です。その理想が何であり、それを彼ら--あなたがた--がどう具現化しているのか、ぜひ本書でご確認ください。





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