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時評コラム

猪瀬直樹の「眼からウロコ」

大都市会議で都の優れた環境技術を紹介

韓国で開かれた「世界大都市気候変動サミット」に出席する

2009年5月26日

 韓国で開かれた「第3回世界大都市気候変動サミット」に出席した。ソウル・金浦空港に着いてまず気づいたのが、マスクをしている人が1人もいなかったということである。

新型インフルエンザで騒ぎすぎの日本、経済的被害は大きい

 僕が日本を発った19日は、国内ではマスクの売り切れる店が続出するような状況が続いていた。行きも帰りも羽田空港はマスクをしている人だらけで、金浦空港とは対照的だった。

 新型インフルエンザが弱毒性だとわかってから、世界では感染調査もそれほど行われず、人々も落ち着いている。日本は騒ぎすぎなのである。生真面目な国民性だからか、日本は感染者の追跡調査がしっかりできてしまう。そのことでかえって、日本が世界一の感染国に押し上げられてしまう可能性があった。

 数字上の感染者数が増えていることを警戒して、日本への観光客が減っている。新型インフルエンザの感染リスクよりも、パニックによる経済的被害の方が大きくなりかねない。メディアは大げさな対応はやめるべきである。

東京都の「ベンチャー技術大賞」について具体的に紹介

 世界大都市気候変動サミットは、世界大都市気候先導グループ(C40)が開催している。2005年に第1回が開かれ、今年で第3回になる。今回は18日から21日まで開催されて、世界約80都市から約500人が参加した。ビル・クリントン元米国大統領が基調演説を行い、石原都知事も19日に講演をした。

 僕は19日夕方にソウル入りして、そのままホテルに宿泊。翌20日から会議に参加した。

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