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キャリワカ

小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」

日本には聞こえてこないEUの不況深刻度

2009年4月24日

 中川前財務相の不祥事で有名になったG8や、その後のG20首脳会議がヨーロッパで連続して開催されました。なぜヨーロッパで行われたかとういうと、ヨーロッパの金融がものすごく大変な状況だからです。日本ではあまり報道されていませんが、今、ヨーロッパの金融はトリプルショックを受けているのです。

ヨーロッパの金融界が抱えるトリプルショック

 世界同時不況と言われていますが、ヨーロッパも例外ではありません。むしろ、ヨーロッパは、非常に苦しい状況に陥っています。

 GDP成長率にも、状況の厳しさが表れています。下にある、「欧州の国内総生産」をまとめた表を見てください。

 ドイツがマイナス8.2%、フランスがマイナス4.4%、イタリアがマイナス7.5%、イギリスがマイナス6.1%。また、ほとんどの国が3四半期連続でマイナスになっています。しかし、ヨーロッパには、この数字に表れていない深刻さがあります。

 日本ではあまり報道されていませんが、ヨーロッパの金融界は、現在、トリプルショックを受けているのです。

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