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誰もが直面する 遺品・不要品の整理

松本すみ子の団塊消費動向研究所ビジネス

どうする?
誰もが直面する 遺品・不要品の整理(1/4ページ)

2009.04.22

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 生きていれば、どうしてもモノは溜まる。自分のものなら放っておいても、自業自得で我慢すればいいけれど、親が亡くなった時にはそうはいかない。子供には遺品や遺産の整理という大仕事が待っている。それは想像以上に大変なことだ。だから、その後で、やおら自分自身の身辺整理を始めたりする。

 今回は、遺品や不要品の整理について考えてみたい。要らないものはばっさり捨てればいいではないかと思うかもしれないが、それがなかなか難しい。そんな状況や需要を見越して、遺品、不要品整理会社の動きが活発になっている。

怖いのは“隠れ遺品”

 私事だが、母が亡くなって1年半になる。それなのに、まだ遺品の整理が終わらない。実家に行くには新幹線で2時間、ドアツードアで3時間半くらいかかる。だから、そう頻繁には行けないこともあるが、何よりも片付けなければならない荷物が多すぎるのだ。

 きれい好きな母だったから、家の中はいつも比較的きちんと片付いていた。だから、遺品整理はそんなに時間はかからないだろうと、高をくくっていた。ところが、収納部分に手をつけ始めたら、出てくるわ、出てくるわ、なぜ取っておいたのか、理解できないような物が次々と出てくる。

 中でも、衣料品の数は半端ではなかった。たぶん、もったいないということで、ほとんど捨てることをしなかったのではないだろうか。さらに、布団や食器。押入れをやっと片付けたと思ったら、物置の中にも大量の布団を見つけてしまった。布団収集が趣味だったか?

 こうした普段は見えない“隠れ遺品”の整理が意外に大変なのである。最初はフリーマーケットに出そうか、ちょっといいものならネットオークションで売ろうかなどと考えたが、そんな悠長に構えていられる量ではないと判断。結局、衣類の大半は古布として市の大袋に入れて出した。30~40個ほどになったのではないだろうか。

 自宅だけならまだしも、別荘などがある人の場合は、さらに大変な作業が待っていることだろう。遺産だけもらって、遺品は要りませんとは言えないからだ。

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