軽快に操作できる高性能なポータブルナビ(2)
「オモチャ」だと思っている人にこそ、操作性の高さを体感してもらいたい
(聞き手:大河原 克行=フリーライター)
(前回記事はこちら)
三洋電機コンシューマエレクトロニクスが開発したポータブルカーナビゲーション「GORILLA(ゴリラ)」は、高性能な「GORILLA Engine」の搭載によって大きな進化を遂げた。その進化は、インダッシュ型(組み込み車載型)のハイエンドクラスのカーナビと比較しても、見劣りしない操作性に集約されるといっていいだろう。そして、その操作性の実現には、顧客の声を聞くという地道な活動の繰り返しも大きく寄与している。
GORILLAは、今後、どんな進化を遂げるのだろうか。三洋電機コンシューマエレクトロニクス 車載機器事業部商品企画統括部ポータブル企画部ポータブル企画課・主任技術員の入江利至さんは、「使いやすさを損なわない進化」を目指すと語る。
説明書を見なくても操作できるように改良を重ねる
GORILLA Engineによって、一番進化したのは操作性ですか。

入江 検索性能や表示性能が上がれば、それは操作性の向上につながります。次の操作に移る場合にも、サクサクと表示されますし、ナビとワンセグの切り替えも素早くできる。ストレスのない操作性を実現しています。ただ、GORILLA Engineを搭載すれば、それだけで操作性が向上するというものではありません。
鳥取の三洋電機コンシューマエレクトロニクスの本社内には、コールセンターを配置しています。約30人のスタッフが365日無休で直接、お客様の声を聞き、それを次の製品の改良につなげる努力を繰り返しています。説明書を見ないで、操作方法を問い合わせてくるユーザーもいますが、「これも説明書に書いてありますよ」というのではなく、私たち自身が説明書を見なくても簡単に使えるぐらいの操作性を実現しなくてはならない課題があると捉え、改良に取り組んでいます。また、カー用品専門店などにも営業担当者が頻繁に出向いて数多くの意見を収集し、これも製品づくりに反映させています。
先頃、購買支援サイト「価格.com」が発表した「プロダクトアワード2008」で、「Mini GORILLA NV-SB360DT」がカー用品カテゴリーのプロダクト大賞を獲得しました。よりハイエンドに位置づけられる製品もあるなかで、PND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)であるMini GORILLAが、顧客満足度の観点から評価され、大賞をいただいたことに強い自信を持ちました。
Next:三洋電機の研究開発本部と連携して開発
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