トップ > 松本すみ子の団塊消費動向研究所 > 市井の“団塊の星”を見つける

松本すみ子の団塊消費動向研究所ビジネス

市井の“団塊の星”を見つける(1/4ページ)

身近な成功モデルでシニア市場は活性化

2009.04.08

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 “団塊の星”という言葉を、テレビや新聞でよく目にするようになった。誰のことかと思えば、歌手の秋元順子のこと。58歳でデビューし、「愛のままで」が大ヒット。今、61歳だから、まさに団塊の世代。“団塊の星”と呼ばれるのも納得ではある。

 しかし、何も“団塊の星”は芸能界にばかりいるわけではない。知られていないだけで、市井には“団塊の星”といってもいいような活動をしている人はたくさんいる。そうした人物を発掘して、各界に秋元順子のような存在を作り上げることが、シニア市場活性化につながるのではないだろうか。

“団塊の星”は超大器晩成

 俳優、音楽家、小説家、政治家など、“団塊の星”になりそうな60歳前後の有名人はたくさんいる。しかし、ここでは、若いときからその道にあって、とっくに功成り遂げた人のことを取り上げるつもりはない。“団塊の星”と呼びたいのは、60歳前後になって再チャレンジし、それなりの域に達して、さらに活動を続ける人のことである。

 そのような人たちの共通項は「大器晩成」ということだろう。60歳前後といえば晩成も晩成、超がつく。だからこそ、本人の喜びもひとしおで、同年代には“星”に見える。

 以前、「団塊世代と文学回帰」で紹介した天野節子さんも星の一人だ。初めての自費出版本『氷の華』がドラマ化され、その後、メジャー出版されてベストセラーとなった。天野さんは定年後の孤独感とどうつき合うかを考えるようになって、小説に取り組み始めたという。注目を浴びたのは61歳のときだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 会員登録 ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー