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キャリワカ

情報は1冊のノートにまとめる

読書ノートとして使おう

奥野 宣之

2009年4月7日

 この連載で紹介している「100円ノート方式」は、記入スペースに限りがありません。毎日、企画をひとつずつ考えて書いていってもいいし、外で食べたランチの感想やお店のデータを、その都度書き残して「グルメ日記」にするのもいいでしょう。後でデータベースにすることは簡単です。そんな中でも、今回は、ビジネスパーソンの皆さんに特にお薦めしたい読書録の作成法をご紹介します。

本とノートは相性がいい

 読書録を付けることを薦める理由。それは、自分で考えたことを記録するのにいちばん手軽な方法で、しかも後々の有用性が高いからです。

 記録を取らないとどうなるでしょうか。たとえ、ある本を読んで感銘を受けたり、思い巡らせたりしても、1カ月後には次のようになっているのがオチです。

 「いやー、これはいい本だった。考えさせられたな、何かを」

 これでは、最初から読んでないのと一緒でしょう。そうならないためには、ある程度は、何かしら、学んだことや触発された思考が残るような仕組みを作っておかねばなりません。つまり、紙にペンで書くことです。手書きは全世界の学校で行われている学習法です。大人にとってもやはり、いちばん確実で信頼の置ける方法なのですね。

 気が向いたらいつでも着手できるのも読書録の利点です。文庫や新書などの本なら多くの人が毎日持ち歩いているし、3分、5分といったわずかな空き時間にも読むことができます。移動時間や待ち時間で、ちょこちょことノートに書き付ける、これを繰り返せば、半年後には貴重な自分専用のレファレンスができあがるのです。

 前回までの連載で説明したとおり、専用の「読書ノート」を仕立てる必要はありません。代替わりしながら続ける「なんでも書いて貼るノート」の新しいページに、ペンで書いていくだけです。これなら読書ノートのように、書くことへのプレッシャーを感じることもありません。

 毎日、ランチ後の15分、就寝前の15分とか、土曜日の午前中とかいった具合に、1回の量は少なくても継続的に取り組むのがいいでしょう。いちいちモバイル端末からWebサイトにアクセスして記事をアップロードするよりずっと手軽だし、手書きのほうが記憶に残ります。お金だってほとんどかかりません。

■続きの内容はBPnet eventsのこちらをご覧ください。
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