環境担当の仕事に就いたら、何をするか?というテーマを進めていきます。前回までに書いたことは、
(2)世界を理解する
でした。今回は3番目ということで、「(3)解決策はあるとまず考える」ということをお話しします。
で、本題に入る前に、いつものように、次回までに考えてもらいたいお題はこちらです。
あなたは環境担当になり、より積極的にアクションをとっていきたいと思っています。アクションに移るときの障害になりそうなことは、なんだと思いますか? その障害を取り除く(解決する)には、どんな考え方をすればいいのでしょうか?
「(3)解決策はあるとまず考える」とはどういうことかというと、(2)で「世界を理解」してみたら、絶望的な気持ちになる場面が多い、それに対して、「解決策はある」という前提に、まず立つようにするということです。
絶望的な気持ちになっているのに、解決策があると思えと言われても無理、となりそうですが、そこを脳天気に「でもなんとかやり方はきっとある」と考えるということなのです。ほんとうにできるのかって? yes! できるんですよ。と、まず答えるマインドです。
では、本当に本当にできるのでしょうか。わかりません。だいぶ先の未来のことですから、本当のことなど、誰にもわからないのです。でも誰にもわからないのだから、「なんとかなる、解決できる可能性はちゃんとある」と思うことだって、可能です。だったら絶望するより、なんとかなる、なんとかやりようがある、と考える方がいい。
環境にきちんと取り組んでいる人たちの多くは、かなり厳しい状況に追い込まれても、決して希望を失っていないし、楽天的で明るい。その背景には、こういったマインドセットがあります。
そうはいっても、楽天的に考える根拠もあります。
環境問題の中でも最も重要とみなされている、地球温暖化問題。その最も重要な解決策と考えられているのが、再生可能エネルギー(自然エネルギー)へのシフトです。しかし、現実を見ると、風力にも太陽光にも問題があり、それほど期待できないという意見が多く見られます。たしかにそういった説明にも合理性があります。
バックナンバー
- 理論と実践、上流工程と下流工程(2009年07月23日)
- 生物多様性を理解する(2009年07月16日)
- 温暖化対策、社会システム的な打ち手(2009年07月09日)
- 日本の温暖化対策のふがいなさ(2009年07月02日)
- 今日から環境担当(8)〜目標をブレイクダウンする(後編)(2009年06月25日)
















